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近隣の隠れた観光スポット-008 発端丈山 [観光スポット]

伊豆半島は本州で唯一フィリピン海プレートの上にあります。
200~100万年前には南洋に浮かぶ火山島でしたがプレートの北上に伴い100~60万年前に本州に衝突し、その後も火山活動を繰り返しながら60~20万年前に現在の伊豆半島の形になったそうです。そのため珍しい地形・地質も多く、観光スポットになっています。
しかし全国区的に有名な観光スポットは私の紹介は不要ですから、地方区的な隠れた場所を紹介しようと思います。
不定期な紹介になりますがお楽しみください。
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先日、晴れて暖かく風の無い日に沼津市の『発端丈山(ほったんじょうやま)』に行ってきました。こんなに天気の良い日に徒山(登山ではありません、ハイキング程度で登れる山なので徒山です)ができるのは最近珍しいです。
発端丈山ー13.JPG
発端丈山は標高は410mですが実はこの山は凄いんです。
発端丈山はすぐ隣の葛城山と城山と合わせて伊豆三山と呼ばれる山のひつとです。
これら三山は標高はそれほど高くはありませんが、伊豆半島がまだ海底火山だった数百万年前の名残が隆起してできた『火山の根(火山岩頚)』です。つまり伊豆半島が本州に衝突する前後(数十万年前)に活動した大型陸上火山(達磨山、玄岳、天城山、愛鷹山など)や約20万年前以降に火山活動した伊豆東部火山群(遠笠山、巣雲山、登尾山、大室山など)より桁違いに古いのです。
そして、火山の根(火山岩頸)であるために急峻で、やたら登りにくく、低山だからと侮れません。
伊豆三山の縦走では徒山でなくなるので今回は単独に発端丈山に沼津市の長浜から入りました。

発端丈山ー1.JPG
徒山開始直後から感覚的には30度以上の勾配が始まり、途中の休憩所以外はずっと頂上まで急斜面が続きます。登山道にはところどころ綱が張ってあります。この綱が無ければこの地点は下りるのは相当怖そうです。

発端丈山ー16.JPG
発端丈山ー17.JPG
開けた場所や休憩所では駿河湾の素晴らしい景色が待っていました。
富士山が雲に隠れていたのは残念ですが、足元には淡島が浮かんでいました。

発端丈山ー6.JPG
休み休み約1時間半の徒山で山頂に到着しました。駿河湾の向こうには愛鷹山が見えます。

発端丈山ー7.JPG発端丈山ー10.JPG
南側には、近くには大型陸上火山が作り出したなだらかな土地にミカン畑や住宅が見え、遠くには海の水の透明度が高く、海水浴場・スキューバーダイビング場で有名な御瀬崎が見えます。

発端丈山ー14.JPG
西側には、稜線の向こうに葛城山が見えました。

発端丈山ー15.JPG
そのすぐ南側には城山と思われる山が見えます。

写真は撮り損ねましたが、山頂になんとソメイヨシノの巨木がならんで植えられています(自生しているようには見えません)。花見をするには険しすぎるし、麓から見えない山頂にいったい誰が何の目的で桜を植えたのだろうと疑問が生まれました。
また山頂には『オニシバリ』が自生していました(花の色が薄緑なのでナニワズ(黄花)区別できました)し、山菜も多く生えていました(特に目についたのは時期的なこともありますがタラノメが群生していました)。

急坂を下りる帰り道は恐る恐る歩きましたが一度こけました。綱の張ってある場所だったのでズボンが少し汚れる程度で済みました(登る時に気づいた通り、綱があって本当に助かりました)。

到着直前のミカン畑で、おばあさんから『どこに行ってきたの?ミカンを食べて喉を潤して!』と声をかけてもらい、ミカンを4個もらいました。おばあさんと発端丈山や長浜地区の話をしながらその場で坂に抗しながら座って食べたミカンは本当に美味しかった。またおばあさんから『若い頃に山頂に桜を植えて麓からの花見を楽しんだが、最近は山が深くなって麓から見えなくなってしまい残念だ』と聞き、山頂のソメイヨシノの謎は解けました。


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『自己流でも、先ずやってみました!』(個人的に興味を持ち、何の知識も経験も得ずに”とりあえず先ずはやってみる”と言う無謀なチャレンジのBlog)は、http://shijimaya-try.blog.so-net.ne.jp/ に移動しました。


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